アラサー女のすこやかな日常

毎日を明るく楽しく過ごすことが目標です。

《あったかい気持ちで読める本》おすすめ本紹介

◯穏やかな気持ちになりたい

◯本を読んでざわざわしたくない

◯ほっこりしたい

◯優しい気持ちになりたい

 

そんな人におすすめ本の3冊

 

①スイートホーム 原田マハ

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****あらすじ****
幸せのレシピ。隠し味は、誰かを大切に想う気持ち。美しい高台の街の小さな洋菓子店で繰り広げられる、愛に満ちた家族の物語。
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緑豊かな優しい町でのいくつかの物語。
毎話主人公が変わるのだけど、全ての話がとってもあたたかい。

読みすすめるうちに、各話の登場人物が積み重なっていって時間の経過と共に彼らの人生も進んでいく様が
あたたかい輪がだんだんと広がっていく感じがする。

悲しいとか可哀想、とかではなくて
あたたかさによって涙が出た。
短編集だけど、物足りなさはない。

ほわほわゆったりと、心穏やかになれる本。

 

②麦本三歩の好きなもの 住野よる

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****あらすじ****
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しいー
図書館勤務の20代女子・麦本三歩のなんでもないけど 幸せな日々を描いた心温まる日常小説。
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ちょっと不思議な主人公、三歩の日常を描いた短編小説集。
変な人だなと愉快になったり
私も知ってる感情に共感したり
基本心穏やかに読める本。

 

③傑作はまだ 瀬尾まいこ

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****あらすじ****
引きこもり作家のもとに、突然今まで会ったことのない息子が現れた。血の繋がりしかない二人の同居生活は……。
あたたかな家族小説。
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とてもあったかい話。
あったかくない事情ももちろんあるのだけど、
“おっさん”加賀野の浮世離れ具合がものすごくて
だからこそ息子や周りの人々とのやり取りがほっこりする。
そして会話や語りがちゃんと面白い。
(歯磨きしながら読んでたら思わずむせた。)