《ボロボロ泣ける本紹介》原田マハの世界。
苦しみや悲しみではなく、「何かに心動かされて思い切り泣く」というのは
日々の生活の中で大事なことなのではないかと思います。
今回は、読むと涙が止まらない、
みんな大好き(?!)原田マハさんのおすすめ泣ける本をご紹介します。
本日の泣ける本リスト ~原田マハ作品~
- 永遠をさがしに
- キネマの神様
- 本日は、お日柄もよく
1.永遠をさがしに
あらすじー-----------------
世界的な指揮者を父に持つ、高校生の少女が主人公。
父と二人で暮らす主人公和音のもとに、ある日突然、型破りな新しい母親が現れる。
しかも彼女は、海外公演へ旅立つ父と入れ替えに、和音と同じ家で暮らすことに。
孤独の中で生きていた和音が、新しい母親や、心から寄り添ってくれる友人、父、そして音楽によって自分を取り戻していく愛の物語。
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途中から泣きすぎて息ができなくなるような怒涛の展開で、
最後の最後まで大事に読みたい素晴らしい本。(私は嗚咽しました笑)
何かしら楽器の経験がある人は、文章のひとつひとつが特に心にぐっとくるはず。
2.キネマの神様
あらすじー-----------------
39歳独身の円山歩は、社内での人間関係がうまくいかず突然会社を辞める。
ところがそれと同時に父が倒れ、ギャンブルによる多額の借金が発覚。
困り果てた歩だが、ひょんなことから映画雑誌の編集部に採用され、さらには映画好きの父のブログを運営することに。
父のギャンブル脱却に、編集者の経営危機、様々な困難に直面しながらも「映画の神様」に救われ奮闘していく物語。
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読者の予想を裏切って軽々とそれを超えてくる面白さ。
終わりに近づけば近づくほど、畳みかけるような盛り上がりに、きっと心が熱くなるはず。
原作と少し内容が違うけど、映画化もされています。
3.本日は、お日柄もよく
あらすじー-------------ーーー-
OLの二宮こと葉は、長年想い続けた幼馴染の結婚式で、衝撃的なスピーチに出会う。
会場中の心を震わせたそのスピーチをした女性が「伝説のスピーチライター」と呼ばれる人物だと知ったこと葉は、彼女に弟子入りすることになるのだが、、。
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大本命。
自身をもっておすすめします。
あらすじだけ読むと、弟子入りしてスピーチ作って終わり、そんな話に思えるかもしれません。(私はそうでした。)
だけどそんな簡単な話ではないのです。ものすごく壮大なお話でした。
読んでも読んでも涙が止まる気配がなく、涙誘発ポイント大量発生本ですこれは。
というわけで、3冊おすすめしました。
今回は、私の思う、泣ける本というテーマでしたが、
原田マハさんの本はまだまだまだたくさんあるので、
またの機会にご紹介したいと思います。